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夜の海、ピンクに 鹿児島の加計呂麻島沖でサンゴの産卵

 Uploaded by 朝日新聞社 夜の海、ピンクに 鹿児島の加計呂麻島沖でサンゴの産卵 (2018/06/07)

夜の海、ピンクに
鹿児島の加計呂麻島沖でサンゴの産卵

鹿児島県・加計呂麻島の沖合でサンゴの産卵が始まった。淡いピンクの卵が夜の海を漂う幻想的な姿を6月2日夜、奄美市の自然写真家興(おき)克樹さんが撮影した。
 産卵があったのは島西端の実久集落沖の深さ3メートルの海底。2日午後10時半から同11時半にかけ、枝サンゴの仲間トゲスギミドリイシなど約10種が、精子と卵が入った「バンドル」と呼ばれる直径約0・5ミリのカプセルを一斉に放出した。
 バンドルはゆっくりと浮上して海面ではじけ、受精卵から生まれた幼生は数日から数週間浮遊した後、海底に定着して成長する。
 周辺は2000~02年にオニヒトデの食害で壊滅状態となったが、近年は回復の勢いが増しているという。興さんは「回復が遅れた海域にも多くの幼生が定着してほしい」と話す。




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