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太陽の塔に復元された「地底の太陽」とプロジェクションマッピング

 Uploaded by 朝日新聞社 太陽の塔に復元された「地底の太陽」とプロジェクションマッピング (2018/03/20)

太陽の塔に復元された「地底の太陽」とプロジェクションマッピング

48年ぶりに内部公開が始まった「太陽の塔」(大阪府吹田市)は、故岡本太郎が手がけた特殊な形状の展示物を、わずかな手がかりをもとに現代技術でよみがえらせた。大阪府が一昨年秋から約18億円をかけて取り組んだ再生事業では、高さ約41メートルのオブジェ「生命の樹」と、第4の顔「地底の太陽」を復活させた。
「地底の太陽」(直径約3メートル、幅約11メートル)は、万博閉幕後に行方不明になっていた。兵庫県が譲り受けたが「日の目を見ないまま、おくら入り」。1972年の朝日新聞にはそう書かれている。正確な図面は無く、手がかりはわずかに残った当時の写真しかなかった。
 一昨年秋、フィギュアを多く手がける「海洋堂」(本社・大阪府門真市)が写真を元に手のひらサイズの原型を作製。これを10分の1、原寸大と順に拡大していった。
 今年1月、再生された地底の太陽が地下展示室に運び込まれた。かつて地下には「いのち」「ひと」「いのり」の三つの空間があったが、再生した地下展示室は「いのり」のごく一部。そこで、地底の太陽にプロジェクションマッピングを投影し、背後のスクリーンに当時の写真を映すことで、三つの空間のイメージを伝えることにした。




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