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成田緑夢、自身の滑りについて語る

 Uploaded by 朝日新聞社 成田緑夢、自身の滑りについて語る (2018/03/15)

成田緑夢、自身の滑りについて語る

平昌パラリンピックのスノーボードクロスの男子下肢障害で銅メダルをつかんだ成田緑夢は、スノーボードで2006年トリノ五輪に出場した成田童夢さん、今井メロさんの弟。幼い頃からの鍛錬で、高校時代はトランポリンで全国優勝。フリースタイルスキーでも活躍し、兄、姉に続く五輪出場は手の届きそうな夢だった。暗転したのは13年4月。自宅でのトランポリンの練習中、体勢を崩しながら落下した。左肩が左ひざに強打し、左ひざから下がまひする障害を負った。
体を動かすことが大好きだった青年が、一時は「スポーツをやめたい」とふさぎ込んだ。「スポーツを楽しんでみよう」と気持ちを切り替え、運動を再開。健常者も出るウェイクボードの大会で優勝すると、障害のある人からSNSでメッセージが届いた。「緑夢君の頑張る姿を見て、僕も、もう一度スポーツをやってみようと思った。勇気をありがとう」。この瞬間、パラリンピック出場という新しい夢ができたという。
日本代表の二星謙一ヘッドコーチは「足の踏み込む力、体の動かし方は世界で見ても秀でている」と話す。課題は左のターン。まひしている左足はつま先が上げられないため、なかなか思い通りには曲がりきれない。いかに体幹の力で重心を操り、手や腰でバランスを取って滑るかがポイントになる。「僕の勝敗は、カーブをどれだけうまく滑れるかにかかっている」




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