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背割堤の桜のトンネル

 Uploaded by 朝日新聞社 背割堤の桜のトンネル (2018/03/06)

背割堤の桜のトンネル

桂川、宇治川、木津川が合流して淀川になる地点にある京都府八幡市の背割堤は、桜のトンネルが約1・4キロにわたり続く花見の名所だ。242本のソメイヨシノの大木では、膨らみ始めたつぼみが風に揺れている。
 背割堤ができたのは1930(昭和5)年。13年前に台風による大雨で現在の大阪府高槻市付近の淀川堤防が決壊し、大きな被害が出た。これをきっかけに三川合流部を下流に移し、背割堤が造られた。木津川の水量が増えても宇治川や桂川に影響しないようにした。
 当初は堤の上に松が植えられ、時代劇のロケ地にもなった。60年代に松枯れが広がり、70年代後半に桜に植え替えられた。今ではソメイヨシノの並木が続き、堤の入り口にシダレザクラも1本ある。ソメイヨシノは樹齢40年を超える木ばかり。幹周りが3メートルを超え、高さ15メートルほどの大木もある。堤の上から下へ張り出す大きな枝は壮観だ。




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