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1350年前の国の中心 大津京の関連史跡を歩く

 Uploaded by 朝日新聞社 1350年前の国の中心 大津京の関連史跡を歩く (2018/03/02)

1350年前の国の中心 大津京の関連史跡を歩く

大津には、かつて国の政治の中心となる「大津京」が置かれていた。今年で建都から1350年になる。発掘調査に携わり、都の建物跡を発見した県立大学の林博通名誉教授と、史跡周辺を歩いた。
まず目指したのは駅北西約2・5キロの山中にある崇福寺跡。平安時代の歴史書「扶桑略記」に、都の北西に建立されたと記されている寺だ。山道を500メートルほど上った先の広場に金堂跡があったことを、高さ2メートル超の碑が知らせていた。
山を下り、穴太廃寺跡に寄って、南滋賀町廃寺跡へ向かった。南滋賀町廃寺跡は文献で都の真北にあったとされ、28年と38~40年に発掘調査があり、多くの瓦や金堂、講堂の跡が見つかった。琵琶湖を臨む高台にあり、現在は住宅地のなかの公園になっている。ジャングルジムや滑り台などのそばに、建物の礎石を確認できた。林さんは「都北部の高台にあった寺は都で最も主要な寺院だったのでは」と説明する。
 廃寺から西に約300メートル歩くと、西大津バイパス沿いに榿木原(はんのきはら)遺跡がある。瓦の粘土の貯蔵場所や工房跡の遺跡で、製品は南滋賀町廃寺に供給されていたという。斜面に8段の階段状に並ぶ窯が、付近の調査現場から移設された状態で保存され、当時の瓦の製造過程を知る重要な遺跡となっている。しばし、煙突用の穴から煙が上がる光景を頭に浮かべた。



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