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陸上自衛隊、米海兵隊と離島奪還想定の共同訓練「アイアン・フィスト(鉄の拳)」

 Uploaded by SankeiNews 陸上自衛隊、米海兵隊と離島奪還想定の共同訓練「アイアン・フィスト(鉄の拳)」 (2018/02/11)

陸上自衛隊、米海兵隊と離島奪還想定の共同訓練
「アイアン・フィスト(鉄の拳)」

【ロサンゼルス=住井亨介】中国の海洋進出に備え、離島防衛に対応する「水陸機動団」を3月末に創設する陸上自衛隊と米海兵隊は5日、米カリフォルニア州のペンデルトン基地で実施している共同訓練「アイアン・フィスト(鉄の拳)」を報道陣に公開した。陸自隊員らは、共同で水陸両用作戦に当たることが想定される米海兵隊との連携を深めつつ、敵に奪われた離島を奪還する想定で上陸作戦などを展開した。

 訓練に参加しているのは、水陸機動団の中核となる陸自西部方面普通科連隊(西普連)など陸自360人と海兵隊250人。人員輸送や作戦指揮などに使用する水陸両用装甲車AAV7を4両米側から借り、同訓練では初めて陸自隊員が自ら操縦、要員を上陸させたほか、輸送機MV22オスプレイを活用した強襲着上陸も行った。

 装備への習熟に加え、着上陸のノウハウは多くの戦場で実戦を積んだ米海兵隊から学ぶことが多い。陸自と米海兵隊の共同訓練は、その重要性の高まりとともに質、量ともに拡充されてきた。当初は1981年に始まった「フォレスト・ライト」だけだったのが、2006年からは「アイアン・フィスト」を共同実施、今回が13回目となった。

 部隊訓練指揮官を務めている西部方面総監部幕僚副長(行政)の青木伸一陸将補は「水陸機動団の作戦遂行能力を向上させることが(陸海空自の)統合運用のさきがけとなる。さらに連携を深めたい」と述べた。





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