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近江鉄道電気機関車特別イベント

 Uploaded by SankeiNews 近江鉄道電気機関車特別イベント (2017/12/16)

近江鉄道電気機関車特別イベント

近江鉄道(彦根市)は、老朽化した電気機関車を順次解体することを決めており、16日、全10両がそろう最後の機会として、同鉄道彦根駅で、鉄道ファンへの公開イベントを開催した。現存する電気機関車は珍しく、ファンら約千人が集まり、写真を撮るなどして別れを惜しんだ。
 同社が保管している電気機関車は、「ED31形」5両▽「ED14形」4両▽「ロコ1101」1両|の10両。特に車体の正面が「凸形」に伸びている外観が特徴の「ED31形」は人気だという。
 いずれも大正末期から昭和初期に製造された車両で、戦後に、石油やビールなどを輸送する貨物列車として活躍した。ただ、トラック輸送の発展などから昭和63年に引退し、同社彦根駅構内に資料として展示・保存してきた。
 同社によると、特に関西では、人を輸送する電車は普及したが、貨物輸送の機関車を運行する民間の鉄道会社が少なかったため、現存する電気機関車も少なく、貴重なコレクションだったという。
 しかし、劣化が進み、安全面からも維持し続けるのは難しいと判断し、同社は順次解体することを決めた。




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