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国立民族学博物館40周年記念式典吉田憲司館長あいさつ

 Uploaded by SankeiNews 国立民族学博物館40周年記念式典吉田憲司館長あいさつ (2017/11/08) 

国立民族学博物館40周年記念式
典吉田憲司館長あいさつ

世界の民族や文化に関する資料を集めた国立民族学博物館(大阪府吹田市)が開館40周年を迎え、8日、同館で記念式典が開かれた。国内外から多数の関係者が訪れ、節目を祝った。
 同館は博物館と大学院の機能を併せ持つ文化人類学・民族学の研究拠点で現在、51人の研究者が研究や調査を続けている。昭和49年6月に創設され、52年11月から博物館を公開、7日までの累計来館者数は約1090万人となっている。
 昭和45年に大阪で開かれた万国博覧会のために収集された仮面や神像などのコレクションを引き継ぐ形で約5万点からスタートした収蔵品は、今では約34万5千点に増えた。世界の各地域を網羅する民族学博物館で最大規模という。
 式典では、吉田憲司館長が、同館の民族学コレクションについて「蓄積面で世界一の機関になった」と40年間の実績を評価する一方、「発信面で存在感を示せていない」と課題を指摘。「世界に冠たる蓄積を国内外へ積極的に発信していく」と決意を語った。
 館内の展示場では、この日から記念写真展「世界のフィールドからみんぱくへ」も始まり、来場者らの関心を集めていた。




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