SSブログ

災害現場や工場配管の点検などで活躍 ヘビ型ロボット開発

 Uploaded by SankeiNews 災害現場や工場配管の点検などで活躍 ヘビ型ロボット開発 (2017/08/29)

災害現場や工場配管の点検などで活躍
ヘビ型ロボット開発

京都大大学院工学研究科の松野文俊教授(ロボット工学)らの合同研究チームは29日、災害現場で被災者の捜索や、発電所などの配管の点検にあたるヘビ型ロボットを報道陣に公開した。遠隔操作で障害物を乗り越えたり、円柱状の配管の中を進んだりする様子などを実演した。
 ロボットは、全長2㍍、直径10㌢、重さ約9㌔。ゴム製の車輪やモーターでできたユニットを連結させた20個の関節を持ち、ヘビのようにしなやかに動くことができる。一つのモーターが故障しても残ったモーターが補い、動きが止まることはないという。
 工場や発電所などの配管の点検では、ロボットがどこにいるのか分からなかったり、垂直方向に進めなかったりすることが多いという。そこで、ロボットに音が届くまでの時間で入り口からの距離を測り、居場所を特定する「音響センサー」や、ゴムの車輪を突っ張ることで垂直方向に動くことができる「触覚センサー」などを搭載。ロボットが進むと、配管の構造などが分かる地図が自動的に作られる。
 さらに、災害現場のがれきの上でもスムーズに進めるよう、ロボットが丸くなって転がるような動きを取り入れた。




nice!(0) 

nice! 0