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噴火が作った自然のオブジェ 岐阜県下呂市の「巌立」

 Uploaded by SankeiNews 噴火が作った自然のオブジェ 岐阜県下呂市の「巌立」 (2017/03/25)

噴火が作った自然のオブジェ 岐阜県下呂市の「巌立」

木立を歩いて抜けると、目の前に現れた異形の岩壁の大迫力に思わず息をのんだ。壁一面覆う直径数十センチの岩の柱が夕日に染まり、それぞれの岩の影が筋のように黒くくっきりと浮かび上がった。 

 岐阜県下呂市の「巌立(がんだて)」。およそ5万4千年前に起きた御嶽山(標高3067m)の噴火の溶岩流が17キロ流れ出た末端部分といわれる。溶岩が冷え固まって柱状節理となり、その後少しずつ谷に沿って流出していき、断面が露出してできた「自然のオブジェ」だ。

 高さ72m、幅150mにも及ぶ石壁で、平成19年、御嶽山が日本の地質百選に選ばれた際、巌立もその一部として認定された。





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